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会長ごあいさつ


福岡県公立小学校教頭会 会長
安陪 秀樹
(那珂川市立岩戸小学校教頭)

  この度、令和5年度福岡県公立小学校教頭会会長を務めさせていただくことになりました那珂川市立岩戸小学校の教頭安陪秀樹と申します。会長として、本会の運営に全力で取り組んで参ります。どうぞよろしくお願いします。

本会は、福岡県公立小学校教頭会の発展に向け、県内6地区(福岡・北筑後・南筑後・筑豊・北九州・京築)と2政令市(福岡市・北九州市)の教頭会と連絡連携をとりながら、会員の資質を高める研修を推進し、県の教育施策等の向上発進展に寄与するとともに、会員の地位向上を図ることを目的として活動を進めています。

さて、今、パラダイムシフトという言葉をよく耳にします。パラダイムシフトとは「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化すること」のことを言います。このパラダイムシフトが教育の世界にも起きています。 

まずは、学習指導においてです。ICTを活用しながら個別最適化された学習やスタディログ等を推進していくことが一気に加速してきました。

次に、学校組織内における人材育成です。ベテラン職員の退職、若年者の急増等で経験知やノウハウ等を共有しながら共に育っていく職員コミュニティの形成においても、過去の成功体験からのパラダイムシフトが必要だと感じています。

そして、副校長・教頭という職務においても、担任や主幹教諭とは違った視点・思考・関わり方が求められます。これも、一つのパラダイムシフトだと考えます。

さらに、5月8日から新型コロナウイルスが5類感染症へと移行になり、昨年度まで感染拡大予防を念頭に置いてきた校務運営のパラダイムシフトが求められると思います。

これらのパラダイムシフトへ対応すべく、本会では、福岡県公立小学校教頭会の発展に向け、県内6地区(福岡・北筑後・南筑後・筑豊・北九州・京築)と2政令市(福岡市・北九州市)の教頭会と連絡連携をとりながら、会員の資質を高める研修を推進し、県の教育施策等の向上発進展に寄与するとともに、会員の地位向上を図ることを目的として活動を進めて参ります。そして、「学び続ける教頭」「つながる教頭」を目指す上で、本会の果たす役割は重要だと考えます。本会員748名が力を合わせて本県の教育振興に寄与したいと考えております。どうぞ皆様の御尽力を賜りますようお願いいたします。