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会長ごあいさつ


福岡県公立小学校教頭会 会長
藤井 龍一
(篠栗町立 篠栗小学校教頭)

この度、福岡県公立小学校教頭会の会長をさせていただくことになりました篠栗町立篠栗小学校の藤井龍一と申します。福岡県公立小学校の副校長・教頭750名の会長と言うことで、改めて身が引き締まる思いであると同時に、皆様とともに本県の教育発展に寄与できることに喜びを感じております。本年度も事務局の皆様や関係諸機関の方々にお力添えをいただきながら、さらには、福岡県内6地区(福岡・北筑後・南筑後・筑豊・北九州・京築)と2政令市(福岡市・北九州市)の教頭会と連携・協働し、令和7年度の活動を着実に進め、実りあるものにしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

さて、本会の目的は、「会員の資質を高める研修を推進し、県の教育施策等の向上発進展に寄与するとともに、会員の地位向上を図る」ことにあります。この目的を達成するために、私たちは副校長・教頭として学校運営の中核を担い、今日の複雑化・多様化する教育現場の課題に積極的に向き合っていく必要があります。GIGAスクール構想によるICT教育の推進、不登校児童生徒への対応、教職員の働き方改革、地域との連携など、さまざまな課題があります。このような状況の中、福岡県公立小学校教頭会は、会員の皆様が抱える課題を共有し、解決に向けた研修や情報交換の機会を創っていくことで、日々の実践に役立つ活動をしていきたいと考えています。

また、本会は、「施策提言機能を持つ職能集団」として、関係諸機関との連携を密にして、現場の声を制作に反映させるための要請活動も積極的に行っていきます。子ども達一人ひとりが持つ可能性を最大限に引き出し、社会の変化に対応できる力を育むためには、私たち副校長・教頭がリーダーシップを発揮し、学校全体で「チーム学校」として取り組むことが大切であると考えます。そのためにも、副校長・教頭としての職能の向上が必要です。これまで諸先輩が築いてこられた本会の伝統と成果を大切にしながら、関係諸機関や会員相互の連携を深め、教育の今日的な課題解決,教育の未来への貢献に向けた活動を通して,会員皆様のウェルビーイングの一助となれるよう努めてまいります。

結びに,本教頭会は令和9年度に九州地区教頭研修会(福岡大会)を開催します。本年度より、その準備委員会を発足させる運びとなっております。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

今後も「学び続ける副校長・教頭」「つながる副校長・教頭」を目指し、未来を担う子ども達のために、本会員750名が力を合わせて福岡県の教育振興に寄与したいと考えております。

どうぞ皆様の御尽力を賜りますようお願いいたします。